2019年12月7日土曜日

191207 第21回釣行 牡鹿半島

今日は,休みだし,風もなさそうだし,寒そうだけど来てしまいました。
牡鹿半島

「日の出はどうせ遅いからなぁ。」

押っ取り刀で出かけて,着いてみると7時ちょっと前,もう十分明るいです。
なんかいつもよりたくさん漁師さんが居ます。
「おはようございます。」
笑顔で挨拶です。

波は穏やか,ばっちりです。
風もありません。

順調順調
いつもの白波の場所に向かいます。

ワームを付けて,白波にテキサスリグを入れます。
おっ,来た。
外れた。
引っかかった。
引いても動きません。
仕方有りません。
手でラインを持って引きました。
外れました。
あげてみるとフックが伸びています。
「これくらいは仕方ない。気を取り直して,キャストキャスト。」

でも,思うようにポイントに入れられません。
潮が速くてカヤックが流されるのです。
下を向いているとちょっとの間に10m近く流されます。

当たりもありません。

ジギングに切り替えます。
ニュー竿にニューリールです。
入魂をねらいます。
入魂をねらっています。
入魂をしたいです。

一切当たりがありません。
魚探には魚影がありますが,サイズが合わないのでしょうね。
仕方有りません。

当たりも何もないと風の冷たさがひときわ感じます。
「寒い。そういえば,12月のカヤックは初めてだな。」
寒いわけです。
車の温度計は,来るとき0度でした。

もう3時間くらい経ちました。
釣れないし,反応もありません。
そうすると,だんだん釣りも迷走してくるんですよね。

「諦めなかったものだけが,勝者になるのだ。」
自分に言い聞かせます。

ちょっと場所を変えた1投目,カヤックはぐんぐん流されます。
ジグを落として,着底,巻き始めたら,なんか手応えがあります。

「おっ,重い。魚かな?ひたすら重いな。でも,寄ってきているなぁ。しかし,重い。」

上がってきたのは,でっかいホウボウでした。

後ではかったら,42cmでした。

「おっ,坊主はなくなった。」

はやる気持ちを抑えて,もう一投。
おっ,またもや重い。
上がってきたのは,やっぱりホウボウさんです。

「何だ,調子良いぞ!」

調子に乗って,さらにジグを落とします。
ぐぐっ!
今日一の引きです。
上がってきたのは,またもやホウボウ,まさかのダブルでした。

ストリンガーに4匹のホウボウ。
嬉しくなったら,やっぱり寒くなりました。

帰りの根のところに漁船が居ます。
後ろを回り込もうとしたら,声を掛けてもらいました。
「釣れたかい?」
「はい,ホウボウが釣れました。」
「おっ,良いホウボウだな。」
「餌,やるか?」
「寒いから上がります。ありがとうございます。」
「お,そうか,じゃコーヒーやっから。」
息子さんがコーヒーを差し出してくれます。
海の上で漁師さんから,缶コーヒーをいただきました。
「ありがとうございます。」
「何ねらってるんですか?」
「アワビさ,開口になったがらね。」
なるほど,朝,漁港に人がたくさん居たのはそれですね。

3時間の修行の後に良いことがありました。
気づけば,入魂もすんでいました。

今日がきっと今年最後だと思います。
良い締めくくりができました。

海の神様,釣行に行かせてくれた家族,そしてお世話になった皆さん,ありがとうございました。

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