2020年6月21日日曜日

200621 牡鹿半島

久しぶりの投稿になります。
この新型コロナの影響で,何回か県内の海には出たのですが,投稿は控えておりました。
県境を越えての移動も許可されたということで,記事も載せていきたいと思います。
まぁ,どっちみち県境は越えていませんけどね。

さて,今日は快晴の予想,風もないようです。
3時に起きて,出発!
「んっ,空が明るい!」
ということで,いつもの牛丼屋さんには寄らずに直行を決めました。
片道80kmはやっぱりちょっと遠いですね。
5時過ぎに到着,速攻で準備を整えます。
もう,空は明るくなっています。
急いでいても海の神様にお祈りの儀式をしてから出艇しました。

はじめは,ヒラメの実績がある砂地を攻めました。
ルアーで丹念に探りましたが,全く変化なしでした。
「沖に出てみるか,朝まずめを逃してしまうからね。」

魚探に反応のある場所を攻めながら沖合を目指します。
しかし,いい天気です。
今日も金華山がきれいです。
いつも通り順調にあたりがありません。
先日購入した赤金の40gは,人気が無いようです。

仕方が無い,じゃんじゃん派手派手のブレード付きのジグにかえてみました。
やっぱり反応がありません。
沖に向かいながら,途中でジグを落とすこと数十回。
やっぱり反応がありません。
ところが,39mくらいに来たときです。
来ました,待望のあたり!!
でも,抵抗感無くするする上がってきます。
上がってきたのは,ソイちゃんでした。
浮き袋が膨らんでいます。
抵抗感もないはずです。
「いい感じだね。もう一丁お願いします。」
ソイが釣れてから2投目ぐらいで,ググっときました。
今度は,いつものあの引きアイナメさんです。
いらっしゃいました。

動画,とれませんでした。
以前,動画を撮ろうとして何回もばらしているので,怖かったんです。
ストリンガーにつけてから記念撮影しました。

その後は,ノーバイトが続きます。
船は,北東に流され,水深はいつの間にか46m。
「深場に流されてるね。広く探れるからいいね。」
しかし,落としても落としてもノーバイトです。

「待てよ,今日は父の日,39mは,父親である私に子どもたちが感謝してるってこと。で,サンキューmなの?」
そんな事はあるはずないのですが,もう一度さっきの39m付近にもどってみました。
何ということでしょう。
当たります。
そして,釣れました。
アイナメさんとソイちゃん,追加です
何回もジグを落としているうちに43m付近まで来ました。
なぜか,ノーバイト。
39m付近まで戻ります。
何ということでしょう。
当たりました。
今日イチのアイナメさんです。
なんでしょう?
39mライン1箇所で,5匹の釣果です。
もうアイナメさんとソイちゃんは十分です。
別の種類のお魚が欲しくなりました。
場所を変えて粘りましたが,だめでした。

「今日は,39mの日なんだ。」
と思うと諦めが付きました。

陸に上がって,後片付けをしていると,漁師さんが話しかけてくれました。
「釣れだすか?」
「はい,アイナメとソイをいただきました。」
「いがったねぇ。今は,アイナメの時期だね。」
「私の知り合いが,雄勝で青物が入ったと言っていたので,期待したんですけどだめでした。」
「あっそう。そういえば,うちの会社の若い子が,万石浦から出て鯛を釣ったってよ。宮城では,鯛は釣れないと思ってたんだけどねぇ。海が暖かくなってきたんだね。」
「そうですよね。ホヤも貝毒,ホタテも貝毒,漁師さん大変ですね。」
「んだ。金華山沖で,タカアシガニが上がったべ。相模湾がら500km歩ってきたんだべ。海が変わってんのさ。貝毒,これがらは毎年だべよ。ウニもさ,実入りが悪いんだ。旬なのに,コロナで売れねしさ。」
「本当に大変ですねぇ。ウニは大好きなんで,牡鹿のウニ買いますね。」
「買ってけらいんね。」

牡鹿半島では,いつも暖かく話しかけてもらったり,コーヒーを貰ったりします。
ありがたいなあ。
今日は,いっぱい釣れたから,食べられないけど,今度海産物を買いに来ようと思いました。
今日は,父の日,実家で刺し身とアラ汁を作って父親においてきました。
海の神様,ありがとうございました。
父にちょっとだけ孝行ができました。
今日も楽しい1日でした。
カヤックフィッシング,やっぱり楽しい!!!